
2005 シム・ウナ/オップン
のどかな田園と、病名が同じ画面にある

| 邦題 | ユア・マイ・サンシャイン |
|---|---|
| 原題 | 너는 내 운명 |
| 公開/放送 | 2005 |
| 分/話数 | 123 |
| 監督/演出 | パク・チンピョ |
| 役 | シム・ウナ/オップン |
| ジャンル | ロマンス、ドラマ |
映画『ユア・マイ・サンシャイン』は、グローバル化前の農村が見える作品でした。お金を稼いでベトナムやフィリピンへ配偶者を探しに行く、その最中の韓国。田園はのんきでのどかです。シム・ウナ(のちオップン、以下ではウナ)は若く、あどけない表情のまま天真爛漫に動く。和む景色と、病気の話が同じ画面に置かれます。
好きなポイントは、原チャリに乗るウナと、そのあどけなさです。喫茶店「純情」とカラオケスナック「貴賓」の名前がその雰囲気を示しています。もっとも「純情」は、デリバリー・ヘルス嬢のような仕事を斡旋しているので、店名とは矛盾する 業務内容ですが、それも含めたのんきさとあどけなさ。
バックに、シンディ・ローパーの「She Bop」の韓国バージョンが何度か流れます。女性歌手ワックス(WAX)が2000年にリリースした『오빠(オッパ / お兄さん)』。題名曲も含め、洋楽のカバーが、田園ののんきさに乗っています。いずれも、サウンドトラックに収録。
次に見るなら、同じ田園の体温を今の顔で見る『イルタ・スキャンダル 恋は特訓コースで』。病と信仰のあとを見るなら、のちの『シークレット・サンシャイン』。
構成は、のどかさと病名です。豚コレラとHIVが、キーワードとして先に残ります。説明の映画というより、農村の嫁不足と、店の看板と、原チャリの印象が並びます。明るい入口に見せて、途中から重くなります。最初の1本としては、イルタのほうが安全です。
確認日:2026-09-14
人物: ファン・ジョンミン
こんな温度: 重い