Tone

時代劇

同じ温度の作品。

衣と礼が先に来る世界。
チョゴリの色、手紙、茶、剣。道具が揃ったあとで、女の熱だけが時代に合わなくなります。
この棚にあるのは、過去を再現した作品というより、古い箱に入れた欲望の話。『スキャンダル』では色恋がゲームになり、『メモリーズ 追憶の剣』では茶の湯気の向こうに反乱が残ります。どちらも、時代劇の作法より、中にいる女の温度のほうが見えます。